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スマホと体の関係

更新日:2021年3月13日


突然ですが、この投稿もスマホで読んでいる人も多いと思います。

スマホを使う際には、


- スマホを「手で握り」 - 首をスマホの方に「軽く捻り」 - 目を若干「下にして見る」


という三つの動作をする人が最も一般的だと思います。親指で物凄い勢いでフリック入力している人は、親指も緊張している時がありますね。肘も軽く曲がっているでしょう。


逆にそうならない、いわゆる「良い姿勢」を維持しようと、目線の高さで目が寄らないぐらいスマホを離して見ている人がいたら、必ず二度見してしまうような変な姿勢になり(笑)、満員電車ではとても無理ですし、腕もとても疲れてしまうので、実用的でないですね。


人の体は、少しぐらいのズレは歩いたり動いたりしている中でバランスが戻っていきます。「健康な人」であれば、今日はちょっと疲れたなぁ、ぐらいで寝て起きたら元に戻っていることの方が多い訳です。しかし、この「スマホ姿勢」の状態が何時間も続き、スマホを持つ手に異常に力が入っていて、文字を読む時に眉間にシワが入るぐらい真剣に読んでいて、呼吸するのも忘れるぐらい緊張していると、本来のバランス位から少しずつズレていってしまいます。それによって生じる不快感や症状も沢山ある訳ですが、僕はそれらをまとめて「スマホ症候群」なんて呼んでいます。まさに現代病ですね。


センターの感覚があり、ズレてきたのが分かる感度があれば元に戻せるし、戻るのも早いのですが、ズレている状態が当たり前になってくると、手が握っていて、首が若干捻れて、目も下向きの状態が「普通」になってきてしまいます。慣れって怖いです!


目、顔がセンターではない位置にあったら、そこから下にも影響がでて胸郭や骨盤、脚の左右差も出てきそうな気がしないですか?首の付け根辺りが硬くなるのも分かりますよね〜。


戻してあげるためには、ロルフィングをはじめとしたボディーワーク、動きのことがわかっている人のパーソンナルトレーニング、きちんと勉強していて腕の良い人の手技療法なんかを受ければ良いですが、それが難しい人は、その逆の動きをしてあげれば良い訳です。手を開き(特に親指!)、首を伸ばして(頭じゃなくて首ですよ!)反対側に捻り、目も上を向いてあげれば良いんです。


このように、手の作用と首の位置には密接な関係があります。目をできるだけ水平に維持して情報を脳が処理しやすいように、頭より下の体のバランスを首で取っているわけですね。日常的にある、頭の重さ、頭痛、肩こりなんかも、こうした日常的な体の使い方が原因のことも多いです。少し気にしてあげましょう!


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