上級統合



東京で5日間、ボディートークの上級統合のクラスに参加していました。このクラスは、上級モジュールを全て履修した人が参加できるクラスで、いわば上級ボディートークの総まとめ的なクラスですね。自分の中では一つフェーズが終わった感じがしたのと、今までのゴチャゴチャがスッキリした感じがします。まさに「統合」ですね。それを象徴するイメージとして、円相が浮かんできました。リンク先のウィキペディアの説明的な要素と、一周したという感じの両方があります。折角なので、自分の中での変化や何が統合された感じがしたかをここに残しておきます。「ヒロさんのブログは難しいです。」と良く言われますが、今回もそんな感じになりそうです(苦笑)。

ボディートークとの出会い

ボディートークを学びだしたのが2年前の6月なので、まだ2年経っていないのですが、その間に色々学びました。2013年に基礎クラスを履修し、資格を取得、2014年に全ての上級クラスを履修し、2015年に今回のクラスに参加した流れです。それ以外にも、アメリカのクラスをDVDやオンラインで履修したりと、様々なクラスに参加しました。自分の中では、それら全てを消化しようという気は初めからなく、まずは一回全体像を見て、どういう風になっているのかを理解しようという感覚でした。

そもそも、ボディートークを勉強したら面白いかも、と思ったのは自分の体感と直観です。クライアントさんが教えてくれたり、私のセミナーの参加者にボディートークを行っている人がいたりと、何かとボディートークの事を聞く事が続いたので、アクセスという1日のクラスに行ってみたのがきっかけです。そのクラスで相互部位というテクニックを試している時に「エネルギー的に繋がる」感覚が自分の体でも、クラスメイトにやっている時にも明確にあったのです!それまでロルフィングとソースポイントを行って来ている中で自分の足りない部分も見えてきていたので、ボディートークを学んでみる事にしました。そんな流れで基礎のクラスに行き、探索手順を学んだことでソースポイントの時に湧き出てくるイメージであったり、エネルギー的なブロックが何なのかがより明確に分かるようになり、とても興奮しました。基礎のクラスに初めて参加した直後に、ソースポイントやロルフィングのセッション中に「情報が出てくる」という感覚があったのを覚えています。

違和感

しかし、その後に「ボディートーク」をキチンとやろうとする事で、その感覚が薄れて行きました。左脳的に探索手順で情報を探していくというプロセスに陥っていたのだと思います。その場、その時に現れてくるものを見せてもらうという感覚ではなく、頭で答えを探していたのでしょう。今振り返ると、自分が繋がっていなければいけない一番大切な部分との繋がりを忘れていた時もあります。そういう時はセッションを行っていて違和感として残る時がありました。(注:あえて「ボディートーク」と書いたのは、自分が自分の中でこうでなければいけないという枠組みを作り、その中で起こる事のみに情報を制限していたという意味です。ボディートークをキチンと行う事が悪い結果に繋がるということではないので、誤解しないでくださいね。)

そんな時にリン(SI施術者でボディートーカー)のクラスの通訳をさせてもらい、自分の中で意識をどこに設定するかで出てくる内容と結果が変化することを再確認でき、肉体的なアプローチもよりボディートークのセッションで取り入れることができるようになりました。しかし、自分の中ではソースポイントとボディートークの似ているようで異なる二つをどう統合させていこうか、というのがまだ課題として残っていました。

ボディートークとソースポイント

ボディートークとソースポイントは基本概念がとても似ています。両方共エネルギーレベル(意識のレベル)を扱うので、どこに焦点を当てるか、どのように自分が「ある」かで結果が左右します。ただ、二つの決定的に違う所は、ボディートークはストーリーを探していくのに対して、ソースポイントはストーリーではなくブループリントとの繋がりに意識を持ち、ストーリーを「見せてもらう」ことはありますがストーリーは追いません。施術者が観察者としてストーリーを能動的に探していくのと、そうでないのは根本的に違うので、その二つの折り合いをどうつければ良いかを考えていました。能動的に探していくプロセスの場合、どうしても介入しがちになってしまい、やっていたり受けていてもニュートラルでない感じになってしまうのです。ちなみに、ストーリーというのは施術中に焦点を当てるべき内容のことで、例えば、「肝臓が弱っている為に、お酒を飲んだり暴飲暴食が続くと怒りっぽくなり、何か計画しても上手くいかなくなる。」などです。

今回のクラスでは、シルビア先生が練習セッションを行う際に、探索手順に沿って筋反射を使って内容を聞いていくのではなく、直観でセッションを行う方法でやるように設定してくれました。これが自分にはとてもありがたく、一番最初に基礎のクラスを履修した時の感覚に戻った感じでした。つまり、情報やストーリーを探しに行くわけではないのですが、情報が勝手に出てくる感覚があったのです。筋反射は流れや反応が一時的にとまった時に確認するために聞く程度。ストーリーがイメージとして自分の中に出てきて、体が変化していく。自らストーリーを作り上げてしまうのではなく、そこにすでにある本の中のストーリーを見せてもらう感覚でした。見せてもらった時点で次から次へと変化していくので、ストーリーに執着することもありません。まさにソースポイントのプロセスと一緒です!

この経験のおかげで、昨年末から自分の中でソースポイントとボディートークが統合し始めていた感じが、さらに明確になりました。やはり、結局は行き着く所は同じですね。ただ、アプローチしていく段階が、先に繋がる所と繋がっていくのか(ソースポイント)、左脳的・論理的に手順を追って最終的にたどり着く所まで行くか(ボディートーク)の違いなのでしょう。

自分のこれから

ボディートークのおかげでソースポイントで感覚的に行っていた事の理解が深まり、情報量もとても増えました。体の仕組みやエネルギーの理解が深まり、情報のまとめ方もすごく参考になっています。ソースポイントだけでは足りなかった部分がカバーできている感じがします。

今回の上級統合の後の感覚は、自分がアメリカで様々な事を勉強した後に、「日本に帰国するタイミングだな」と思った感覚と似ています。あの時も、ロルフィング、ロルフ・ムーブメント、ソースポイント、MATなどを一気に学び、情報を一気に「収集」した感じでした。必要な情報は手元に集まったから、後は日本に戻ってからそれを「咀嚼・吸収」して自分のものにしていけば良いと思ったのを覚えています。今回も、これからやっていかなければいけない事が分かりました。今までバーっと学んで来た上級モジュール、そして基礎クラスの内容の詳細を咀嚼・吸収し、本当の意味で自分のものにしていけば良い訳ですね。理解が深まり、内容が無意識のレベルで出てくるまで落とし込めると、直観でセッションを行っている時にもその情報が「勝手に」でて来ます。そのプロセスをまた一歩一歩進んでいけば良いのが分かったので、モヤモヤがスッキリ晴れて、また道が見やすくなった感じがします。

セッション

こんな感じのセッションは、おまかせセッションで行っています。これを読むと、体から色々なことがバレてしまいそうで、なんか嫌だなぁ、と思うかも知れませんが、その時に共有する必要がある情報はでてくるし、そうでないことは見せてくれないので安心して下さい。また、ストーリーが出て来たとしても、それに対して何か判断したり良し悪しをつけることもありませんし、基本的にセッションが終了した時点で私はスッカリ忘れています(笑)。日常の中のヒントが出てきて、体と心が楽になり、人生が健やかに過ごせるようになると思いますよ!


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