トップダウンモデルと考察色々


月曜日の夕食中に、突然腰がバキッ!


ギックリ腰の逆で、腰椎3番が左に捻れていたのが、一気に本来の位置に戻った感覚でした。もちろん、ズレていたものの位置が急に変わったら周りの軟部組織(筋肉や靭帯)はビックリするので本調子ではないですが、嫌な感じは全くありません。

Facebookにその様子を書いていたら色々な反応があり面白かったのですが、その中で自分の考え、感想と明らかにズレているものもありました。そこで、今回のブログはどういうプロセスでそれが起こったと私は感じているのか、施術を受けていただく人にも参考になると思うので紹介したいと思います。

腰の変化前

まずオステオパシーでは、症状が出たらその36時間半前に何をしていたか振り返りなさい、と言います。今回は火曜日の夜7時ぐらいに起こったので、振り返っていったら月曜日の朝6時半ぐらいになるので、特別なイベントはなく、通訳も終わり久しぶりに朝に余裕があったのでまだ寝ていました。ただ、起きた時には、その前日に受けたローラ先生からのセッションのおかげもあり、「おぉ、やはり目覚めた時の体の感じが違う。得に胸の辺りが緩んでいて、呼吸が入りやすいなぁ。」と思った記憶があります。

では彼女からどんなセッションを受けたかというと、ボディートークのセッションで、占星術の出生図を元にしたセッションをしてもらいました。セッション中で印象に残っていた事としては二つあり、一つは自分の免疫系(T細胞のサイトプラズム)に影響を与えていたものをバランスする内容と、もう一つは人生の3期における「活発な記憶」でした。振り返ってみると、「へぇ〜、そこで出るんだ」という印象でしたが、体は明らかにその瞬間に反応していて、咳と涙が出ていたので面白かったです(←あくまで客観的ですが 笑)。「活発な記憶」というのは、自分の中で解決していない感情的なチャージのことですね。ワークの種類によってはトラウマと呼ばれることもあるかも知れません。

ローラ先生の前の日には、幸先生にも皆が練習している時にセッションをしてもらい、その前のバイオダイナミクス(以下バイオ)のセミナーの時にもトム先生から二回セッションをしてもらいました。トム先生にしてもらったセッションの際は、蝶形骨が新しい位置に戻ってはまる感じや、上半身全体がフワ〜っとどこかへ飛んでいくような感覚もあり、頭蓋のバランスが整い仙骨の居心地も良くなりました。その二回のセッションでもかなり深い所が変化した印象がありました。しかし、まだ風邪気味だったので、バイオとボディートークのクラスの間は妻からソースポイントも2回程やってもらいました。

以上のように、2週間の間にかなりの数のセッションを受けた訳ですね。バイオ二回、ソースポイント二回、ボディートーク二回!この量の施術をこの短期間で受けるという事は滅多にありません。そして面白い事に、バイオもソースポイントもボディートークも、肉体的なレベルだけではないレベルを扱います。これらのワークでは、肉体が指標としている部分を扱ったり、体の自然治癒力の根本的な部分の働きを促したり、意識や感情も変化していきます。もちろん、それらの施術で肉体レベルも変わるのですが、肉体の変化は少し時間を追ってから変化するのです。川の流れ方を変えてあげると、水によって川の周りの地形が徐々に変化していくのと同じですね。

トップダウンモデル

このような変化のプロセスをトップダウンモデルと呼び、ボディートークでは量子物理学者のAmit Goswani博士の提唱している、ブリス→スーパーメンタル→メンタル→バイタル→フィジカルの五つの段階を用いています。これは、バイオで言えばダイナミック・スティルネス→ゾーンD→ゾーンB→ゾーンAと似ていると思います。ヒーリングの世界では、コーザル体→メンタル体→アストラル体→エーテル体→肉体などに分類される事もあります。これに関しては、バーバラ・ブレナンの7層に分ける分類方法やエソテリック・ヒーリングの分類方法など、それぞれのヒーリング体系により若干異なる部分もありますが、大筋は高次のレベルから肉体レベルに段階があるという所でしょう。下はAlex Greyというアーティストの絵で左から右に行くにつれてよりエネルギー的になっていく様子を表しています。


私が受けたセッションの効果がどこのレベルで変化しているのかは定かではありませんが、感情や思考レベルで変化しているので確実にメンタルレベル以上のレベルで変化しているでしょう。そして、その変化したエネルギー体、もしくは鋳型に合わせるように肉体が変化する過程で、今回の腰椎のバキッが起こった印象があるのです。つまり、肉体が上のレベルでの変化に対応して、そこに合わせる為に起こった変化な訳ですね。

ギックリ腰?

でも、そういう事を知らなければ、ただのギックリ腰だと思ってしまうでしょう。しかし私は今回のケースは、ギックリ腰だとは思いません。ギックリ腰と何が異なるかというと、ギックリ腰の場合は明らかに正しい位置からズレている感覚が出ます。そして、ほっておいたら日にちと共に悪化していくでしょう。今回の場合はハマった感じがあり、内的感覚の通る感覚がより明確に出るようになりました。また、毎日安定感が増しています。流石に次の日の朝は右腰の筋肉がスパズムに近い感じになっていましたが、それは朝起きて動き始めたら取れ、次の日はより脊柱付近の多裂筋や靭帯の所で突っ張る感じに変化しました。さらに次の日になると、下半身からの適応はある程度終了した感じで両足の体重の乗り方は落ち着き、腰椎まで安定し、次に上半身がそれに適応する感覚が出てきました。腰椎3番はお臍の後ろで体の中心部分なので、そこのバランスが変わると四肢のバランスも変化して来るので面白いですね。

セッションの後の反応

さて、このようにセッションの後にもその効果が続くことは良くあります。マッサージなどの肉体レベルにのみアプローチしていく手法の場合は、効果はその時限りか、あっても翌日の筋肉痛ぐらいでしょう。ところが、肉体レベル以上のレベルを扱いだすと、変化のプロセスに時間を要するのです。気が全身を巡るのにも24時間かかると言われていますし、多くの施術者が最低でも3日は変化することを経験上学んでいます。実際に私の施術を受けて下さった方も、「2日後から急に症状が良くなりました!」と教えてくれる方も多いです。これは、肉体だけで考えていたら到底理解できないのですが、トップダウンモデルの見地から体を見て、上の変化が下に浸透するまで時間がかかると考えて行くと、とても理にかなっているし、説明できるようになります。

私がロルフィングをはじめに受けたロルファーの方も、「10シリーズが終わった後に突然仙骨はハマったり、本来の位置に戻るような事があるよ。」と言っていたのを覚えています。当時は、「へぇ〜、そんなもんなんだ。」ぐらいに思っていましたが、10シリーズが終わった後も引き続き変化が続いていくのは本当で、数ヶ月後にクライアントさんが戻ってきて下さった時により良い状態で戻ってきて下さるのは面白いです。

自分にとって良い変化か悪い変化か見極めるのは難しいかも知れないですが、一時的な違和感が全て悪いものではなく、変化のプロセスの中で必要な事として起こる事もあるのだと理解してもらうと安心できると思います。また、不安であればいつでも相談してもらうと良いと思いますよ。

#SourcePointTherapy #Rolfing

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