top of page
執筆者の写真Hiroki Sato, MS, ATC, CR

IMACの構想、そしてガネーシャ



面白い事に、先月4回もガネーシャを見かけました。ヒンドュー教の神様です。名前はガネーシャだと知っていたのですが、何を象徴している神様なのかは知らなかったです。

始めの二回はアメリカのドラマを見ている時。アメリカのドラマにガネーシャが出てくるなんて珍しいなぁ、と不思議に思って印象に残りました。

そんな印象が頭にある中、東京でソースポイントの勉強会をさせてもらったロルファーのナオさんの所にもチョコンと置いてありました。三回目。

そしてさらに、湘南でセッションをさせて頂いた、Traditional Ayurveda Japanの恭子さんの所にもいました。4回目。

これだけ目につくと、気になるので恭子さんにガネーシャが何を象徴しているのか聞き、Wikipediaでも調べてみると、「事業開始と商業の神・学問の神」なんだそうです。https://ja.wikipedia.org/wiki/ガネーシャ

改めてそういうタイミングなのねぇ、と教えてくれている気がして面白かったです。

IMACの構想

では、何のタイミングかというと、昨日IMACを公開、受付を始めました。

構想は実に8年以上?ロルフィング・MATをアメリカで勉強し始めた時から将来アスレティックトレーナーの人達に還元できる形にしていきたいと思っていました。ATだけではなく、動きに関わる人達全員ですけどね。正直、形にできるだけ体の理解が足りなかったからここまで時間がかかりました。今でも、分からない事だらけですが、一生分かる事はなく、少しずつ理解が深まっていくいくだけなんでしょう。一つ理解したと思ったら、また新しいドアが開いていく感覚は、ずっと続いています。10年前の自分は、今の自分がこんなことを考えて、行っているとは思ってもいませんでしたからね(苦笑)。

今年に入ってから一つ変化した考え方として、アプローチ方法は無数にあるけれど、どう評価するかが大切だなぁ、という所でした。心臓のセミナーのロッシング先生もそれを改めて認識させてくれました。ソースポイントやボディートークのような体に触れないようなワーク、得体の知れないワークを私が使っているのは、それで体が変わり、可動域も変化することを知っているからです。では、なぜ私はそれが分かるかというと、それを評価する方法を知っているからです。ロルフィングの姿勢評価・動作評価、ニールから学んだ筋膜のつながりの確認方法、MATの可動域評価方法、そして内臓マニピュレーションで学ぶ傾聴を使うとある程度問題の箇所を特定できる事を臨床で学んできました。また、触診から筋膜の通り道・繋がりを追うことで、その人の動きのパターンも把握できます。Mテストにあるように、経絡と可動域にも関係性がありそうです。それが何らかの方法によって変化するのであれば、実際に効果があるということでしょう。今までは、その効果がでる手段を皆さんに共有したいと思っていたのですが、実はそれを把握できる評価方法の方が大切なのではないか?と思い始めたんですね。現場でも実はそこの部分の知識が足りないから、治らない選手が非常に多い印象がありました。見方が変化したことで、集まってくる情報、形にしていくものも変化しました。 そして今回、Integrative Movement Assessment(統合的動作評価)という形にしていこうと決めたんですね。IMAだと覚えずらいから、CoursesをつけてIMAC。iMacではないですが、覚えやすいでしょ?!(笑)


体全体を評価する方法って、実はあまりないんです。感覚的なものが多すぎて、熟練していくと色々なことが分かるのですがそれをできるだけロジカルに、姿勢や可動域などを使って共通して認識できるようにできないかな?というのが今回の試みです。どのようになっていくかは、正直自分でもわかりませんが、少なくても今までの臨床経験が示してくれていることは嘘ではないので、少しずつ共有させてもらいたいと思います!

ガネーシャは、そんなスタートをサポートしてくれていたのかも知れないですね。IMACがどのように発展していくか楽しみです

閲覧数:62回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page