IMACによる変化と効果


こんにちは。

オリンピック、甲子園とスポーツ三昧だったお盆も終わり、世間もやっと普通のリズムに戻りだした感じですね。私もテレビとiPhoneのアプリでオリンピック、甲子園の動画をチェックしていました。2020年の東京オリンピックが楽しみです!

そんな中、今月TENではIMACの下肢編と上肢編が開催され、今回もそれぞれ二日間、皆で頭と体と手を使って色々学んでいきました。

今年前半の下肢、上肢のクラスの印象として、私が思っていた以上に皆さんクラスの前と後で姿勢が変化していたので、今回のクラスでは皆さんにビファー&アフターで姿勢の写真を撮ってもらいました。

クラスでは、姿勢を改善するためにアプローチしていくのではなく、姿勢はあくまで何か違和感がある部位として捉える程度で、その後可動域とその部分の筋の働きをチェックしていくわけですが、制限がとれて可動域が向上することにより、姿勢が変化していくのがとても良くわかります。

「姿勢はその人の状態を表している」とはロルフィングでもよく言われることですが、まさにそうですね。動的に動いている訳ではないですが、姿勢からその人の動きの可能性がとても良く読み取れることを改めて感じました。また、姿勢は作るものではなく、体が自由になればなるほど、正しい位置に近づいていくと言うことも示してくれています。

下肢編の良い例としては、この写真。


左がビフォーで右がアフターです。

右大腿部は、股関節・膝関節屈曲90°での内旋制限が出ていました。

ここから考えられるテストとして、外側広筋をチェックしていくと機能不全がありました(可動域と筋肉の関係は、主動筋が関わる部位として考えています)。触診していくと、太ももの外側の部分で骨化しているような触感の部位がありました。何か打撲でもしたことがあるのか聞いていると、小さい時に蹴られて、痛めたことがあるとのこと。なるほど、それで打撲のような感じになっていたんですね。コンタクトスポーツの選手にもよくある症例ですが、打撲などで炎症を起こしたり、怪我を適切にリハビリしていなかったりが原因で固まってしまっていると、そこの組織に対してアプローチすることで各筋繊維が個別に動ける状態を再度作ってあげる必要があります。

そんな小さい時の怪我でも、大人になった今も残っていて、それを可動域から判別していくことができるのです。これがIMACの魅力です。

アフターの写真は、大腿外側部以外にもアプローチした結果ではありますが、この右脚の変化は明らかですね。常に膝が外に向いて歩く、走っていた人が、膝が真っ直ぐに出るようになったら、その後も変化していくことは容易に想像していただけると思います。

上肢編は、こんな写真をシェアして頂きました。


これも左がビファーで右がアフターです。二日間での変化を見ていただくと、とても良く分かると思います。上の変化によって下半身も変化しているのも興味深いですね(アフターでは骨盤から上がすごく整っている分、左の下腿が気になりますね)。身体が繋がっていて、上半身の変化が下半身に影響を与えるのがわかります。

上肢は僧帽筋、広背筋などの大きい筋肉群が脊柱全体に渡り付着していることを始め、菱形筋、肩甲挙筋など、胸椎上部から頚椎に付着している筋群、そして前鋸筋、大胸筋、小胸筋など、肋骨・胸郭に影響を与えている筋群が多いので、胸郭、体幹部に与える影響が大きいです。「呼吸が入りやすい!」とクラスの間に言っている方も多かったです。

前腕の回外制限があった為に、その代償として腕を常に外旋させなければいけなかったのが、きちんと回外できるようになると、肩甲骨の位置が収まったケースもありました。肘の可動域制限から調べていったら、昔破傷風が悪化して尺骨が溶けかけたことによる代償が残っていた例もありました。身体には色々なものが残っていることを改めて実感していただけたことだと思います。クラスを通して、知識を学ぶだけでなく、身体も実際に整って楽になっていく所が、ボディーワーカーが行うこのクラスの特徴ですね。

身体へのアプローチとして手技を行う時には、筋付着部が厚くなっている感じ、筋筋膜同士が上手くスライドしていない感じ、三角筋から筋間中隔への繋がりのところで癒着がある感じ、肋骨がズレている感覚など、デモの間に実際に触っていただくことで、どういう触診があるかも体験していただいています。

下肢編、上肢編のデモでは、ブレスレットやパワーストーンにより、つけている部分以外の可動域に影響を与えているケースもありました。左手首につけていたブレスレットによって、右股関節に制限が出たりするんです。ファイテン、コラントッテなどの健康グッズもそうなので、自分の身体に合っているのかどうか、可動域を通してチェックすることもできます。そんな、身体の不思議な変化も体験しつつ、色々なケースを可動域と筋テスト、そして触診を通じて学んでいきました。

可動域や動きを見ていくと、本当に様々なことが身体に影響を与えている訳ですが、それを可動域という誰でも肉体を通して客観的にみれて、施術者も被験者も、そしてそれを見ている人でも共有できるのがIMACの利点です。

こんな感じで、ちょっとマニアックで情報量も多いけど、和気藹々な雰囲気の中で色々学んでいます。私の臨床経験、特にスポーツの現場で効果が出ていたものを、他の人にも共有でき、参加者の方からIMACのクラスで学んだ内容で色々なケースが良くなったというフィードバックを頂けると本当に嬉しいです。参加してくださった皆さん、長時間お疲れ様でした!

IMAC、面白そうじゃん!と思った方、今年最後のイントロのクラスは9月25日になります!是非ご参加くださいね。

#IMAC #Blog #Workshops

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