サンタフェがあるニューメキシコ州の歴史はジアというネイティブアメリカンの部族と関係が深く、ニューメキシコ州の旗もそれを表したものだそうです。
日本語版のウィキペディアにもこの旗の象徴するものの説明が少しありました。リンクはこちら。
太陽のシンボル
ジアの太陽のシンボルはニューメキシコ州の旗を特徴づけている。
ニューメキシコのジア・インディアンは太陽を神聖なシンボルと見なしている。赤い円から4方向に伸びる放射線の彼らのシンボルは、儀式用のつぼに描かれたり、キャンプファイヤーの周りの地面に描かれたり、新生児を太陽に引き合わせるのに使用される。
4はジアの神聖な数で、円から放射している4つの線が繰り返されているのが見て取れる。4の数は以下の意味を体現している。
方位の4点(東西南北)
一年の4つの季節(春夏秋冬)
一日の4つの時期(朝、昼、夕方、夜)
人生の4つの季節(少年期、若年期、中年期、老年期)
ジアの信仰では人生における4つの神聖な義務のうちひとつは発展させないとならない(強い身体、明確な心、純粋な精神、他者への献身)
英語版のウィキペディアには、四つのエレメントを束ねるとも書いてありました。五行も「土」を真ん中に置くと、木・火・金・水の四方向になるので、同じですね。
サンタフェに来てすぐに気がつくのは、標高の高さと乾燥した気候からくる空気の軽さ、空と太陽の近さです。太陽がシンボルになるのも良くわかる日差しの強さがあります。空も大阪に比べて近い感じがします。山に降り注ぐ光の風景は、写真では伝わらない壮大さがありました。太陽に向かって伸びている草木も元気!
また、サンタフェは先ほどの旗の由来と同じようにインディアン文化の影響が強いことから、色々なところで幾何学的な模様を見かけます。こんな可愛いものも一杯!
インディアンでお守りとして象徴される雄牛の頭蓋も良く見かけます。これを見て、前頭骨が二つだ〜。蝶形骨の翼突起がちゃんとある〜。とテンションをあげていました(笑)。
ソースポイントがなぜサンタフェで生まれたのか分かるような気がしますね。