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IMAC上肢筋テスト編

更新日:2019年11月12日


昨日、今日とIMACの上肢筋テストのクラスを開催していました!🤗

今回のクラスでは、頭頸部から胸郭、肩から手までの筋群を学んでいきました。

スライド数は200枚を超え、かなりの情報量で頭が一杯🤯になるなか、皆さん凄い集中力で学んでくれました。クラスメイト同士のディスカッション、質疑応答。そして実際に相手にアプローチしている時にでてくる質問に対して色々と考え🤔、答えていくことで、より有意義なクラスになったのではないでしょうか。

皆さん、お疲れ様でした!👍

今朝は肩で多い一例で、投球動作が多い人にみられる、外旋可動域は向上するけれど、逆に内旋制限がでてしまい、トータルアークモーションは変わらないけれど骨頭の位置がズレている状態をみていきました。

まずは肩90°外転、肘90°屈曲位で内旋制限がある際に、IMACのアプローチである、内旋の主動筋群の働きが向上することで筋出力があがり、それと共に内旋可動域も向上することを確認しました。

次に、内旋制限がある時のアプローチの一例である、後方関節包のストレッチをすると、可動域は一時的に向上するものの、筋出力は低下してしまうのも次にデモでみてもらいました。

可動域だけをみていたら、後方関節包のストレッチの方がでているように見えるのですが、完全にまわりの筋群が抑制されている状態です。この状態でアクティビティや日常生活に戻ることは、安全なのでしょうか?また、これで実際に投球した時に、しっかりコントロールが効くのでしょうか?また一箇所の可動域しかみていなく、そこに対してのストレッチというアプローチだと、他の部分との関係も分からないので、例えば内旋制限が肩甲骨の位置や胸郭のねじれ由来だとしたら、それらは見落としてしまうことになりますね。内旋制限が大胸筋や広背筋の抑制な時も多いです!

再度筋出力が戻るようにすると、内旋制限はない状態で適正可動域になりました。また、午前中のデモだったにも関わらず、午後でも内旋制限はなく、まだ可動域もしっかり維持されていました。ストレッチだったら、ここまで持続しないでしょうね。

ケースバイケースなので、どちらが良い、悪いではないですが、自分が行なっているアプローチによってどんな変化が体にもたらされているのか、ある程度把握できているとストラテジーも立てやすくなりますね。

ただ言われたことを何も考えずにやるのではなく、実際に目の前にいるクライアントさんの体の反応をみながら、その時に必要な適切な量と質を提供できるようになっていきたいですね。

手で触れた時に張っているな、と感じる組織も闇雲に「そこ」だけにアプローチする必要もなく、逆に体の状態と関係性を理解した上で紐解いていけると、本当にビックリするぐらい体が変化していきます。色々な方に体験してもらいたいです!!

IMACに興味をもたれた方はこちらご参照下さいね! http://www.thespaceten.com/imac




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