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脊索と横隔膜・大腰筋


TENの日の準備をしていて、脊索と原始線条の関係性などを見直していた時にふと思ったことです。


脊索(Notochord)は人間の場合は発生の段階で構造は消えてしまうので、成人では椎間板の中の髄核が残留物として残っている程度です。


話は変わって、この前のバイオダイナミクスのクラスでアシスタントとして参加されていたオステオパスの先生が、「献体解剖をしていると、大腰筋と横隔膜の脚は椎体には付着していなくて、椎間板だけに付着しているんですよ!」と興奮気味におっしゃっていました。写真を見せてもらう限り、確かに椎体ではなく椎間板に付着している感じでした。まぁ、ここでは椎体に本当に付着していないかどうかはともかくとして、、、 大腰筋と横隔膜の脚が筋膜的につながっていて、しかも椎間板に付着している。ということは、この二つは脊索とも深い関係があるのかも、と思いませんか?呼吸と密接な関係があり、潜在意識と顕在意識の架け橋である横隔膜。腰椎(腰椎椎間板?)前面と股関節を繋ぎ、前には腎臓、後ろには太陽神経叢がある大腰筋。ロルフィングのセッションでも、とても重要視される筋肉群です。

もし脊索をラインと考えるなら、、、なぜこの二つの筋肉がこれほど重要視されるのか、何となくまた理解できた気がします。

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