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トレーニングとロルフィング


「インクラインベンチのMAXが10キロも上がりました!」

ゴールドジムで本格的にトレーニングに励んでいるクライアントさんから、嬉しいフィードバックを頂きました。セッション一回での効果です!トレーニングしている人はわかるかも知れないですが、インクラインで10キロって凄いです。


パーソナルトレーナーの方に姿勢を見てもらい、色々とアドバイスをもらっているけれども自分の正しい位置がわからないのと、トレーニングをしている際に体に違和感も出てきたということでお越し頂きました。

セッションはIMACで可動域と働いている部分を確認しながらロルフィングを行わせてもらいました。

【胸郭の捻れと肩甲帯の関係】

一番ベンチプレスの挙上量に貢献したのは、胸郭の捻れが取れたことで、肩甲帯の安定した基盤ができ、大胸筋が確り働くことができるようになったことでしょう。胸郭が捻れると、肩甲帯も捻れるのは、以下の画像でイメージしてもらえると思います(IMAC上肢編より抜粋)。


体の状態を良くすることで挙上量が変化するというのは、筋肉の強さだけではなく、体の状態で発揮できるパワーが変化するということを表してくれていますね。力がダイレクトに物に伝わるようになると、作業が効率的になり、パワーも向上します。

トレーニングをする時に効く部位も変化して、次の日には今までなったことがないところが筋肉痛になったそうです。僕も初めて10シリーズを受けていた時には、セッション後に使ってなかった筋肉がピクピクしていたことがありました。正しい位置、動きで刺激を入れられると、体もスムーズに強くなっていきます。二回目の時にも、一回目が終わった時よりも整った状態で戻って来てくださっていました。これが理想ですね!

【食べ物と体幹部の関係】

また、トレーニングをしている人に多いのが、それと共に飲んでいるプロテインなどが原因だとも考えられる小腸(お腹)の張りがあります。牛乳があっていない人もいれば、タンパク質量が負担になっているのか、甘味料・添加物などによるものか分からないですが、腹部の調子が悪い人が多いです。小腸の調子が悪いと、腹直筋の働きにダイレクトに影響が出るようで、そこから体幹の捻れに繋がっている人も多い印象があります。また、下行結腸の辺りの動きに制限が出て、腹横筋の働きが低下している人も多いです。この辺がIMACの可動域評価から臓器の状態まで影響を拾えると考えるに至った経緯にもなります。毎日の体調の変化に食べ物が与えている影響は大きいので、何が自分の体にあっていないのか、可動域を使って確認していくと良いですね。

【セッションとパフォーマンス】

今までにも40yd、100m走の自己新記録がセッションの後に出たり、ウェイトトレーニングの挙上量、パフォーマンスが上がった方など沢山いらっしゃいます。Vリーグの選手も多く見てきましたが、怪我をしなくなり、練習量も増えた選手ばかりです。アメリカのオリンピアンでもロルフィングを受けている人は一杯います。元々NFLでアスレティックトレーナーとしてやっていた時に、ロルフィングMATでパフォーマンスが上がっている人を見て興味を持ったのがそもそもの始まりだったので、こういった形でパフォーマンスアップや健康状態を高めていきたい方とのセッションだとアスレティックトレーナーモードになりますね。笑

ソースポイントをはじめとしたエネルギーワークで進めていく静かなセッションも好きですが、「肉体」の機能向上に焦点を当てたセッションも大好きです。どんな感じで変化していくのか興味がある人は、一度セッションを体験してみてくださいね!

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